癖毛の悩み、どうすればいい?

髪質改善と縮毛矯正のちがいを美容師が徹底解説

こんにちは、札幌の美容室「雨とランプ」「凪の旅先」です。毎日くせ毛と格闘して「どうにかしたい…」と悩んでいませんか?最近は髪質改善とか縮毛矯正とか、似たようなメニューを聞くけど「結局なにが違うの?」とお客様から質問を受けることが増えています。

髪質改善ってどんなメニュー?柔らかい艶髪を育む新しいアプローチ

まずは「髪質改善」とは何かを説明しますね。髪質改善とは、一言でいうと髪のコンディション(質感)を向上させるための施術です。トリートメントの進化版のようなもので、髪内部のダメージを補修しつつ、うねりや広がりを落ち着かせる効果があります。通常の表面をコーティングするだけのトリートメントと異なり、髪質改善では髪の芯までアプローチして内部から質感を整えていきます 。そのため、「トリートメント」と「縮毛矯正」の中間に近い効果が得られるとも言われています 。

髪質改善メニューにはいくつか種類がありますが、当店では酸熱トリートメントと呼ばれる施術を導入しています。聞きなれない言葉かもしれませんが、「酸熱(さんねつ)」とは弱い酸性の薬剤とアイロンの熱を組み合わせて行う髪質改善です。実は昔、海外で**「ブラジリアン・ブローアウト」**という強力なくせ毛矯正メニューが流行した時期がありました。しかしそれは有害なホルムアルデヒドを含む危険な施術で、日本では禁止されています。その代替として安全な成分で開発されたのが酸熱トリートメントなんです 。酸熱トリートメントではグリオキシル酸やレブリン酸など安全性の高い有機酸を使い、髪に栄養を入れ込んでからアイロンの熱で定着させます。その結果、髪内部に新たな結合を作り出して歪みを補正し、ツヤツヤで扱いやすい髪に導くことができるんですよ 。

当店で使用しているハホニコ社の「レブリ」というトリートメント剤は、この酸熱トリートメントの一種です。レブリにはレブリン酸という成分が配合されており、アイロンの熱と反応して髪のタンパク質と結合し、髪内部にしっかり定着します 。特徴的なのは、このレブリン酸がカラーやパーマと同時施術もしやすいほどマイルドな点です 。従来の酸熱トリートメントによく使われていたグリオキシル酸よりも髪への負担が少なく、カラーの色持ちを損ねにくいので、髪をケアしながら色も楽しみたい方にピッタリなんです。

さらに、髪質改善メニューには**オージュア(Aujua)**の最新トリートメントライン「インメトリィ」も取り入れています。インメトリィは酸熱系ではありませんが、くせやダメージで部分的に失われた髪内部のタンパク質を補い、内側から歪みを整えて髪にまとまりとツヤを与えるという画期的なアプローチのトリートメントです 。ミルボン独自のCMADKというケラチンタンパク質で髪の空洞化部分を埋めていくことで、乾かすだけでまとまりやすくなる効果があります。「髪の歪みを整える」という発想がユニークですよね。手触りが格段に良くなり、指通りのザラつきが気になる方にも好評です。

こうした髪質改善メニューを活用すれば、髪を無理にまっすぐ伸ばさなくても、自然なツヤとまとまりが出せるようになります。特に「髪を柔らかい質感のまま扱いやすくしたい」という方には髪質改善がおすすめなんです。「くせ毛だから毎回縮毛矯正するしかないのかな…」と諦めていた方も、一度この最新の髪質改善を試してみる価値はありますよ!

縮毛矯正ってどんな施術?昔と今ではここまで違う!

では一方の縮毛矯正についてお話しします。縮毛矯正はいわゆる**「ストレートパーマ」の一種で、くせ毛を半永久的に真っ直ぐに伸ばすための技術です。仕組みを簡単に説明すると、縮毛矯正ではまず髪内部の元々ある結合(シスチン結合)を一度切断します。その状態でストレートアイロンで物理的に髪を真っ直ぐ伸ばし、最後にもう一剤で切った結合を再びくっつけ直す(再結合)**ことで、髪の形状を直毛に固定するんです 。言い換えれば、髪の構造そのものを作り変えてしまうので、強力なくせ毛でも確実にストレートにできるのが縮毛矯正の強みです。

縮毛矯正というと「傷む」「不自然に真っ直ぐになる」というイメージをお持ちの方も多いですよね。確かに昔の縮毛矯正は、かなりアルカリの強い薬剤を使うのが一般的で、髪へのダメージも大きく、仕上がりも板のようにまっすぐ・パサパサになりがちでした 。私も昔、自分の髪に縮毛矯正をかけてチリチリになってしまったお客様を見たことがあります…。しかし現在の縮毛矯正は薬剤が大きく進化し、髪に優しい成分で必要最低限のパワーで伸ばすことができるようになっています 。また技術面でも、アイロン操作や薬剤の塗り分けを工夫することで自然な丸みやボリュームを残したストレートヘアに仕上げることが可能になりました 。

当店でも「縮毛矯正=不自然で傷む」という昔のイメージを払拭すべく、日々研究を重ねています。例えば、髪のダメージレベルやくせの強さに応じて酸性の優しい薬剤を選んだり、アイロンの温度を一人ひとり細かく調整したりして、できるだけダメージレスな縮毛矯正を追求しています。これにより、「縮毛矯正をかけても髪が柔らかくしなやか!」と驚かれるお客様も多いんです。特にここ1〜2年で登場した弱酸性縮毛矯正という技術は画期的で、従来は相性が悪かったカラー毛やハイダメージ毛にも比較的安心して施術できるようになりました。昔は「縮毛矯正とブリーチは一緒にできない」なんて言われましたが、今では髪の状態によっては両立も夢ではありません(もちろんケースバイケースですが)。技術の進歩ってすごいですよね。

とはいえ、縮毛矯正は強力な薬剤を用いる分リスクもゼロではないのも事実です。髪の状態によっては施術をお断りすることもありますし、慎重な判断が必要になります。当店では施術前にしっかりカウンセリングを行い、毛髪診断をしてから「本当に縮毛矯正をかけて大丈夫か?他に方法はないか?」まで含めて検討しています。無理に施術して髪がボロボロになってしまっては元も子もないですからね…。その点、髪質改善はトリートメントが主体なので、深刻なダメージ毛でもチャレンジしやすいメリットがあります。髪の負担という意味では、やはり縮毛矯正より髪質改善の方がマイルドと言えるでしょう。

髪質改善 vs 縮毛矯正 – 具体的に何がどう違うの?

ここまで髪質改善と縮毛矯正それぞれの特徴を見てきましたが、改めて両者の違いをポイントごとに整理してみましょう。「結局どっちが自分に向いてるの?」と迷っている方は、ぜひチェックしてみてください。

  • 施術方法の違い: 髪質改善は主に髪の補修と質感コントロールが目的です。先ほど説明したように、髪に栄養成分を入れ込んでからアイロンの熱で定着させ、髪内部に新しい結合を作ります 。髪そのものの形は大きく変えずに、手触りやツヤを良くし、広がりを抑えるイメージです。それに対して縮毛矯正は髪の構造を組み替えてしまう施術です 。もともとの結合を切って再結合することで、うねり自体を真っ直ぐな形に作り変えるので、効果の強さが違います。
  • 仕上がりの違い: 髪質改善は自然で柔らかな質感に仕上がります。くせ毛特有のボリュームや動きは多少残しつつも、パサつきや広がりが収まって指通りが滑らかになる感じです。「完全なストレートヘア」というよりは、あくまでナチュラルなまとまりの良い髪を目指す施術なんですね。一方、縮毛矯正は驚くほどまっすぐなストレートヘアになります。強いくせ毛でも伸びますから、「艶やかなスーパーストレートヘア」を手に入れたい方には圧倒的な効果です。ただし仕上がりの質感は、施術前の髪のダメージ具合や技術によって差が出ます。上手くいけばツヤツヤで潤いのあるストレートになりますが、傷んでいる髪に強い薬剤を使うと硬く不自然な質感になることも…。最近は縮毛矯正でも自然な丸みを帯びたデザインにできるよう工夫されていますが 、やはり**「しっかりストレート感を出す」**のが縮毛矯正、「髪本来の柔らかさを残す」のが髪質改善という違いは押さえておきましょう。
  • 持続期間の違い: 縮毛矯正は半永久的な効果があります。施術した部分の髪はずっと真っ直ぐのままなので、基本的にはくせが戻ることはありません。ただし新しく生えてくる根元には元のくせ毛が出るため、1度かけたら定期的(半年〜1年ごとくらい)に根元のリタッチ矯正が必要です。それに対して髪質改善(酸熱トリートメント)の効果は徐々にフェードアウトしていきます。個人差はありますが、おおよそ1〜2ヶ月程度で元の質感に戻っていくイメージです。トリートメント効果なのでどうしても持続面では縮毛矯正に及びませんが、裏を返せば「効果が切れたら元に戻るだけ」なので気軽とも言えますね。髪質改善は繰り返し施術することで徐々にコンディションが底上げされていくので、初回は「あれ、思ったほど変わらない?」と感じても何度か続けるうちに髪質が改善されていくケースも多いです。
  • ダメージの違い: 前述の通り、髪への負担は髪質改善の方が少ないです。酸熱トリートメント剤自体も弱酸性で穏やかな処方ですし、アイロンの熱は使いますがパーマ液のような還元剤(髪の結合を切る薬剤)は使いません。ただし注意したいのは、髪質改善=全く傷まない魔法の施術ではないということ。薬剤やアイロン操作を誤ると、髪が固くゴワついてしまったり逆にチリついたりするリスクもゼロではありません 。特に強酸性の薬剤を髪の状態を見極めず使うと、タンパク質を入れるどころか余計に髪を硬化させてしまうことも…。プロの知識と技術が必要な施術なので、信頼できる美容師に任せるのが一番です 。一方の縮毛矯正は、どうしても薬剤による髪への負担は避けられません。適切な施術をすればツヤツヤになりますが、もともとハイダメージの髪にはリスクがありますし、連続して何度もかければ毛先がビヨンと切れてしまう(ビビリ毛)恐れもあります。ですから当店では縮毛矯正する際は、必要な箇所にだけ施術するとか根元は矯正+毛先は髪質改善でケアといったように、ダメージコントロールを徹底しています。「伸ばすところは伸ばす、ケアするところはケアする」とメリハリを付けることで、美しい髪をキープしながらくせ毛を扱いやすくしています✨。

以上を踏まえて、「自分にはどちらが向いているの?」という目安もお伝えしますね。一般的には以下のようなイメージになります。

  • 縮毛矯正が向いている方: 髪のクセが強く広がりやすい方、毎日アイロンで髪を真っ直ぐに伸ばしている方、とにかくしっかりクセを伸ばして楽になりたいという方 。髪質を根本から変えてでもストレートヘアを手に入れたい場合は、縮毛矯正のパワーが必要です。
  • 髪質改善が向いている方: 毛先のパサつきやダメージ・指通りの悪さが気になる方、広がりやうねりを自然に落ち着かせたい方、髪本来の柔らかさやボリューム感を残しつつ扱いやすくしたい方 。強いクセというより年齢やダメージによるうねり・チリつき改善や艶出しが目的なら、髪質改善で十分対応できます。

迷ってしまう場合は、私たち美容師にぜひご相談ください!縮毛矯正と髪質改善、どちらを選べばよいかわからない場合は、実際に髪を拝見しながら一緒にベストな方法を考えましょう 。髪質やライフスタイル、お望みの仕上がりを伺った上で、「まずは髪質改善で様子を見て、どうしても気になるクセだけ部分的に縮毛矯正しましょうか?」など、最適なプランを提案させていただきますね。

「どんなくせ毛でも真っ直ぐ」は本当?柔らかいナチュラル仕上げが今のトレンド

ところで、インターネットや広告で「どんなくせ毛でも真っ直ぐになる!」なんてフレーズを目にすることがあります。確かに技術的にはかなり強いクセ毛も伸ばせますし、先ほどお話ししたように縮毛矯正ならほぼ100%ストレートになります。しかし私自身、プロとして声を大にして言いたいのは、「ただ真っ直ぐにすること」=「髪が綺麗になること」ではないという点です。

図:髪質改善施術後の髪。自然なツヤとまとまりが出て、柔らかい質感を活かしたナチュラルストレートに仕上がりました。

昔は「ピンとまっすぐなストレートヘア」こそ正義!みたいな風潮もありましたが、今はできるだけ髪に負担をかけず、素材を活かしたナチュラルな仕上がりが求められる時代です。

写真のように、髪質改善直後の髪はぱっと見ストレートヘアですが、毛先にはほんのり丸みがあり柔らかさが残っています。触るとスルンと指が通って、とても自然な質感なんですよ。「アイロンで伸ばしました!」という硬さはなく、あくまで自分の髪が健康的に整った結果ストンと落ち着いている、という感じです。

縮毛矯正の場合でも同じことが言えます。ただクセを伸ばすだけでなく、ツヤ感や手触りといった質感面も重視することで、本当に美しいストレートヘアになります。幸い、当店には髪質改善で培ったケアの知識がありますから、縮毛矯正の際もトリートメント成分を併用したりアイロンの当て方を工夫したりして、**「柔らかストレート」**を叶えるよう心掛けています。「真っ直ぐだけど固く見えない」「風になびくさらさらストレートになった!」といったお声をいただくと、本当に嬉しいですね。ですから、「どんなくせ毛でも真っ直ぐになります!」と安易に謳うよりも、「どんなくせ毛でもその人の髪質に合った綺麗な髪にできます」と言う方が正しいかもしれません😌

当店が安心してお任せいただける理由 – 丁寧なカウンセリングと確かな技術

初めて行く美容室で髪質改善や縮毛矯正をお願いするのは不安もありますよね。「本当に自分の髪に合うのかな?」「ダメージがひどくならないかな?」など心配な点は事前に解消しておきたいものです。当店ではお客様に安心して施術を受けていただくための取り組みをいくつか行っています。

  • 丁寧なカウンセリング: ご来店いただいた際は、まずしっかりと現在の髪のお悩みや履歴をお伺いします。「なぜ髪が広がるのか」「どんな仕上がりを目指しているのか」を共有し、ゴールを明確にします。また実際に髪を触らせていただき、**くせの強さ・ダメージの度合い・髪質(太さや硬さ)**などを細かくチェック。髪の状態を正確に把握した上で施術プランをご提案します。疑問や不安も遠慮なくぶつけてくださいね!専門用語はできるだけ噛み砕いて、納得いくまで説明します。
  • 豊富な経験と実績: 「雨とランプ」「凪の旅先」では、髪質改善と縮毛矯正を得意メニューとして掲げており、これまで本当に多くのお客様のくせ毛と向き合ってきました。20代の若いお客様から、加齢によるうねりが出てきた50代以上のお客様まで、年齢性別問わず様々なケースを担当しています。その経験から、髪質改善だけで足りる場合、縮毛矯正した方が良い場合、両方組み合わせる場合…と、一人ひとりにベストな提案を導き出す引き出しがたくさんあります。「他のサロンで失敗した」という方のリカバリーもぜひお任せください。培ったノウハウを総動員して、最善策をご提案いたします。
  • 厳選した薬剤と最新プロダクト: 前述のハホニコ「レブリ」やミルボン「オージュア・インメトリィ」など、当店では信頼できる高品質な薬剤・トリートメント剤のみを使用しています。レブリは髪質改善のパイオニア企業ハホニコが開発した酸熱トリートメントシステムで、安全性と効果のバランスに優れています。オージュアは日本人女性の髪研究で有名なミルボン社のブランドで、インメトリィは特にくせ毛・ダメージ毛の内部補修に特化したラインです 。こうしたプロ向け商材を適切に使いこなすことで、髪への負担を最小限にしつつ理想の質感に近づけることが可能になります。
  • 徹底した技術へのこだわり: 縮毛矯正にせよ髪質改善にせよ、最後はやはり美容師の腕次第。薬剤を塗布するタイミングや配分、アイロンの角度・スピード・圧力など、細部までこだわって施術しています。特にアイロンワークは結果に大きく影響する部分ですので、髪質や施術履歴によって温度設定を変えたり、プレスの強さを調整したりとオーダーメイドの操作を行っています。「ながら作業」で適当にアイロンを当てたりは決してしません!また、最新技術の習得にも余念がありません。スタッフ全員が定期的に講習会や勉強会に参加し、新しい知見や技術をアップデートしています。「昔のやり方に固執しない」のも当店のモットーです。
  • アフターケアとフォロー: 施術が終わった後も、お客様とのお付き合いは続きます。髪質改善の場合は特にホームケアが大切なので、ご自宅でのシャンプーの選び方や乾かし方などもアドバイス。せっかく綺麗にした髪を長持ちさせるために、簡単なお手入れポイントをお伝えしています。また何か気になることが出てきたら、LINEやお電話で気軽に相談してください。「前髪だけ少しうねってきちゃった」なんて場合も、対処法をご提案しますし、必要ならお直しも検討します。施術後の経過まで含めて責任を持ってフォローいたしますので、安心して頼ってくださいね。

こうした取り組みのおかげか、「初めて行くサロンだったけど、とても安心感があった」と言っていただくことも増えてきました。「髪の悩みを理解してもらえた」「説明が丁寧で納得できたからお任せできた」などのお声をいただくたび、私たちも本当に嬉しく思います😌✨ 髪はデリケートな素材ですから、不安なまま施術を受けるのではなく、安心してリラックスした状態で任せていただきたい—それが美容師としての願いです。そのために、今後もコミュニケーションと技術力の両面で精進していきます!

実際に体験したお客様の声をご紹介!

最後に、髪質改善と縮毛矯正を実際に体験されたお客様のエピソードを少しだけご紹介します。イメージが湧きやすくなると思いますよ。

ケース1:髪質改善で広がるクセ毛がしっとりまとまったAさん(30代女性)

肩下くらいの長さで、全体にうねりと広がりが出やすい髪質のAさん。毎朝ストレートアイロンで伸ばすものの、雨の日はすぐ膨らんでしまうのがお悩みでした。ご来店時は「やっぱり縮毛矯正しかないですかね?」とおっしゃっていたのですが、カウンセリングで髪を触らせていただくと、クセは中程度で髪自体は細め・やや乾燥気味という状態。そこでまずは髪質改善(酸熱トリートメント)を試してみましょうとご提案しました。施術後、Aさんの髪は見違えるようにツヤツヤのまとまり髪に!「すごい…アイロンで伸ばしたみたい!」と鏡を見て驚かれていました。翌日以降も湿気で前ほど広がらなくなり、「朝のスタイリングが格段に楽になりました」と喜んでいただけました。「縮毛矯正しなくてもこんなに落ち着くんですね。自分の髪じゃないみたい!」と笑顔でおっしゃったのが印象的です。その後も定期的に髪質改善を続けてくださり、今では「もうアイロンに頼らなくても大丈夫」なくらい扱いやすくなったそうです😊

ケース2:部分縮毛矯正+髪質改善で理想のスタイルを叶えたBさん(40代女性)

強めのクセ毛で、特に前髪とフェイスラインの髪が縮れやすいBさん。何度か縮毛矯正の経験があるものの、「真っ直ぐになりすぎるのが逆に不自然で…」とフルでかけることに抵抗がある様子でした。そこで提案させていただいたのが、「前髪と表面の気になる部分だけ縮毛矯正し、他の部分は髪質改善で整える」というハイブリッド施術です。まず顔まわり~トップにかけて弱酸性の薬剤で縮毛矯正を行い、それ以外の部分はレブリトリートメントで柔らかさを出すようにしました。仕上がりは…Bさん自身も触ってびっくり!前髪はピンと真っ直ぐになりすぎずナチュラルに収まり、他の髪も潤いのあるストレート風になったのです。「全部矯正していないのに全体がまとまって見える!しかもツヤツヤ!」と大変喜ばれました。ご本人曰く、「縮毛矯正の持つ安心感と、髪質改善のナチュラルな質感の良いとこ取りですね」とのこと。その言葉通り、クセをしっかり伸ばす部分と、素材を活かす部分を使い分けることで理想のバランスに近づけたケースでした。このように、お悩みや理想に合わせて施術をカスタマイズできるのも、私たちプロの腕の見せ所だと思っています。

いかがでしょうか?それぞれのお客様にドラマがあり、髪が扱いやすく綺麗になることで本当に喜んでいただけるのが伝わったでしょうか✨ 私自身、美容師冥利に尽きる瞬間ですし、「もっと頑張ろう!」と励みになります。髪質改善にしても縮毛矯正にしても、正しく施術すれば必ず髪は応えてくれると感じています。「自分の髪じゃないみたい!」という感動を、ぜひ多くの方に味わってもらえたら嬉しいですね。

まとめ:あなたの髪の悩み、ぜひ一度ご相談ください!

長くなりましたが、髪質改善と縮毛矯正の違いについてポイントをまとめてお伝えしました。簡単に振り返ると:

  • 髪質改善は髪内部をケアして自然なまとまりとツヤを出すメニュー。柔らかい質感を活かしつつ、くせやダメージによる広がりを抑えます。ダメージが少なく気軽に試せるのも◎。
  • 縮毛矯正は髪の構造自体を変えて強力にストレートにするメニュー。頑固なくせ毛も真っ直ぐになりますが、髪への負担はある程度覚悟が必要。ただし最近は薬剤・技術の進化でかなり自然でダメージの少ない仕上がりも可能になっています。
  • 迷ったらプロに相談!髪質や理想のスタイルによって最適解は変わります。両方組み合わせることもできるので、一人で悩まずぜひ美容師に聞いてみてください。

髪は一人ひとり違いますから、「絶対にこっちが良い」と一概には言えません。だからこそ私たち美容師の出番があります😉この記事を読んで「なるほど、そういう違いだったのか」「自分もやってみようかな」と思っていただけたなら幸いです。あなたの髪のお悩み、プロにぶつけてみませんか? きっと解決の糸口が見つかるはずですよ。

ご予約やカウンセリングのご希望は、以下の方法でお気軽にどうぞ!当店では公式LINEでもご相談・ご予約を受け付けています。チャット感覚で質問できますので、「ちょっと聞いてみたいだけなんだけど…」という方も遠慮なくメッセージくださいね。 もちろんお電話やご来店時の相談だけでも大歓迎です。「髪を綺麗にしたい」という想いに、私たちが全力でお応えします😊✨ 一緒に理想の美髪を手に入れましょう!

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